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積水ハ、体験型施設のモデル7棟をリニューアル

新開発したキッチンテーブルで、食の楽しみを提案する

 積水ハウス(株)は21日、茨城県古河市の同社の見学施設「Tomorrow’s Life Museum(トゥモローズ・ライフ・ミュージアム)関東」内の「ライフスタイル型モデルハウス」7棟をリニューアルした。

 トゥモローズ・ライフ・ミュージアムは、2021年に東北・関東・静岡・関西・山口の全国5ヵ所にあった「住まいの夢工場」をリニューアルしたもの。完全予約制の体験型施設で、ライフスタイル型のモデルハウスのほか、鉄骨住宅、シャーウッド(木質住宅)、シャーメゾン(集合住宅)、リノベーション等に関する先進技術や地震体験・火災実験・破壊・衝撃実験などを来場者が体験できる。

 今回のリニューアルは、各モデルハウスに23年6月より開始した人の感性を重視したデザイン提案システム「life knit design(ライフニットデザイン)」を取り入れるのが狙い。ライフニットデザインは、同社が研究して導き出した「静」「優」「凛」「暖」「艶」「奏」という6つの感性をモデルハウスに反映させたもの。また、新たな食空間の提案として開発した「キッチンテーブル」や、サウナの装備など、新たな視点でのプランニングを提案する。

 リニューアルしたモデルハウスの一つ、「食を愉しむ家『内藤さんち。』」には、新開発のキッチンテーブルで職に関する一連の行為を家族で楽しめるようにしたほか、建物内のいたるところで食を楽しむための空間を提案している。また、「自然の豊かさを享受する家『山際さんち。』」にはサウナを配備。暮らしを整える機能空間として、本カウ的なフィンランドサウナ付きのバスルームを提案した。


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