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住宅不足が続くNY。用途変更で対応も

 日本では住宅価格が上昇が続いているが、海外の大都市でも同様の傾向が見られる。とりわけ著しいのが、米国ニューヨークだ。中でもマンハッタンは、世界中の投資家から注目を集めているため、深刻な住宅不足に陥っている。こうした事態に対応するべく、ホテルやオフィス等を住宅への用途変更する事例が出てきている。

 マディソンアベニューに立地する高級コンドミニアム「The Wales」もその一つだ。同エリアのランドマーク(歴史的建造物)だったホテルを住宅に転換。最上階のペントハウス(延床面積約388平方メートル)は2,150万ドル(約32億円)で販売中で、投資家だけでなく実需のファミリー層からも引き合いを得ているという。

 一方、ウォール街にほど近いダウンタウンに立地する「The Cambridge Club」は、19世紀に建築されたオフィスビルをコンドミニアムへと改装した事例だ。1ベッドルームの住戸は50万ドル(約7,500万円)と、マンハッタンでは破格の低価格で売りに出されている。

 詳細は、(株)不動産流通研究所が発行する「月刊不動産流通」2023年12月号の巻頭グラビアコーナー「流通フラッシュ」を参照。ニューヨーク住宅市場の最新情報や、上記2物件のスペックを、カラー写真を交えて紹介している。


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