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第2四半期で過去最高/住友不24年3月期2Q

 住友不動産(株)は10日、2024年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(23年4月1日~9月30日)は、売上高5,052億4,300万円(前年同期比6.4%増)、営業利益1,497億7,500万円(同8.5%増)、経常利益1,495億8,800万円(同9.6%増)、当期純利益1,059億2,400万円(同12.6%増)の増収増益達成。第2四半期での過去最高を更新した。

 セグメント別では、不動産賃貸事業部門で、「住友不動産東京三田ガーデンタワー」や「住友不動産新宿ファーストタワー」などの新規稼働により減価償却費が大きく増加したものの、既存ビルの収益改善とホテル、イベントホールなど施設営業分野が回復。売上高2,201億9,700万円(同5.9%増)、営業利益891億5,400万円(同2.4%増)とし、営業利益は第2四半期としては過去最高を更新した。
 不動産販売事業部門では、マンション、戸建て、宅地で計2,471戸(同471戸増)を販売計上し、売上高1,709億,300万円(同11.2%)、営業利益556億4,800万円(同18.2%)。完成済み販売中戸数は、竣工後1年超が872戸(同158戸)、竣工後1年以内が1,158戸(同657戸)。
 不動産流通事業部門は、仲介件数1万6,282件(同1,249件減)であったが、取扱単価の上昇により、売上高371億4,900万円(同2.4%増)、営業利益105億800万円(同5.1%増)。完成工事事業部門は売上高754億1,600万円(同0.3%減)、営業利益は38億4,600万円(同34.7%増)。  

 通期は、売上高9,700億円、営業利益2,550億円、経常利益2,500億円、当期純利益1,750億円を見込む。


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