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日本エスコン、ハワイの開発物件を日本で販売

日本エスコンの東京本社に設けた「ジャパンセールスギャラリー」

 (株)日本エスコンは21日、米国・ハワイ州を中心に富裕層向け不動産仲介サービスを手掛ける日本の不動産会社(株)セブンシグネチャーズ、同州の現地投資会社・ブラックサンド、高級不動産開発を行なうコバヤシグループと、4社間における業務提携契約を締結したと発表した。

 業務提携契約は、日本エスコンとセブンシグネチャーズの2社が、同州でブラックサンドおよびコバヤシグループが開発するプロジェクトについて、日本市場における住宅の販売およびマーケティング・パートナーを担うという内容。日本エスコンは第4次中期経営計画「IDEAL to REAL 2023」における経営戦略の一つとして「新領域への挑戦」を掲げており、同業務提携により事業領域の拡大・イノベーション創出を図る。

 4社間における取り組みの初弾として、ハワイ州のコンドミニアム「ALIA」を日本で販売する。同物件は、2026年に竣工する予定。開発が盛んに行なわれるオアフ島・カカアコ地区の中でも最大級の敷地面積(約4,400坪)をほこるプロジェクト。高さ120m超の、島内最高層レジデンスを新設する。日本エスコンは販促に向け、東京オフィスに「ジャパンセールスギャラリー」を開設。物件の模型を展示するほか、商談スペースを設置。同社スタッフおよびセブンシグネチャーズのスタッフが、顧客に対応する。


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