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北海道専用戸建住宅を発売/北海道ハイム

「GREENMODEL-N」外観イメージ

 北海道セキスイハイム(株)は24日、北海道専用戸建住宅「GREENMODEL-N」を発売した。

 標準搭載した大容量PV・蓄電池に加え、新機能「グリーンモード多雪」を搭載したHEMS「スマートハイムナビ」を採用している。過去の気象データと多雪エリアのセキスイハイム約1,800棟の最大4年分のHEMSデータ(PV発電量)を基に、夏季(5~10月)と冬季(11~4月)の蓄電池運転モードを自動で切り替えるのが特徴。

 積雪の可能性がある冬季は、日中のPV余剰電力による充電に加え、不足分は夜間電力によって満タンまで充電。気象警報発令に合わせた「蓄電池自動充電機能」も搭載し、災害リスクに備えて電力を確保することで、停電時でも暖房や食事が可能となる。また、ボックスラーメン構造の強靭な建物躯体とフラット屋根を有し、雪下ろしが不要で転落事故のリスク抑制や重労働の負担軽減を図る。
 積雪の心配がない夏季は、日中のPV余剰電力を優先的に充電する運転に自動で切り替わる。同期間の電力自給自足率は約82%となり、電気の多くを太陽光発電で賄う暮らしを実現する。年間約2.6tのCO2排出量削減効果を見込む。PV、蓄電池を設置しない一般の住宅に比べ、年間光熱費が約14万7,000円分安くなる予定。

 販売目標は年間150棟。


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