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集合住宅「EV充電器が設置された住宅が良い」は約8割

 日産自動車(株)は7日、EV(電気自動車)と住環境に関する調査結果を発表。11月10~15日に、EV購入検討者(保有者を含む)、および集合住宅に入居している30~50歳代の男女計400人をインターネットで調査した。

 EV購入を検討している人を対象に購入検討時期を聞いたところ、直近3年以内に検討しているとの回答が50.6%と半数以上を占めた。
 EVを購入する上で迷うポイント、購入に至らない理由は「自宅で充電できない」(56.3%)がトップ。以下、「費用が高額」(53.5%)、「周辺の充電環境が整っていない」(38.5%)と続いた。

 現在住んでいる集合住宅にEV充電駐車場があるかについては、「ない」が75.5%。「分からない」を含めると82.3%に。EV充電環境が自宅にないことは不便だと感じるか?との問いに「とても不便と感じる」「まあまあ不便と感じる」の回答合計の81.8%とほぼ同じ割合となった。

 EV充電器の設置が集合住宅の価値の向上・維持に影響があるかを聞いたところ、「思う(とてもそう思う+まあまあそう思う)」が70.1%。将来の価値を考えEV充電器が設置されている住まいが良いと思うか?では「思う(とてもそう思う+まあまあそう思う)」が77.3%と、将来、集合住宅の価値にEV充電設備が関わってくると考える人が多いことが分かる結果に。


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