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福岡の建て替えビルにイノベーション施設/西鉄他

「(仮称)CIC Fukuoka」完成イメージ

 西日本鉄道(株)とイノベーションキャンパスの運営を行なうCIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)は12日、建て替え中の「(仮称)新福岡ビル」(福岡市中央区)に、イノベーションキャンパス「(仮称)CIC Fukuoka(シーアイシー フクオカ)」を開設すると発表した。

 「(仮称)新福岡ビル」は、福岡市地下鉄空港線「天神」駅直結。敷地面積約8,600平方メートル。地上19階地下4階建て、延床面積約14万7,000平方メートル。オフィス、商業施設、ホテル、カンファレンス等で構成する複合ビル。竣工予定は2024年12月、開業は25年春を目指している。

 「(仮称)CIC Fukuoka」は、同ビルのスカイロビーの7階に位置。面積約3,500平方メートル。24時間365日利用可能なプライベートオフィス(約140室)やコワーキングスペース(約40席)、会議室(14室)、キッチン・カフェスペース、ゲームなどのアメニティスペースなどを計画。スタートアップを中心に、国内外のさまざまな企業、ベンチャーキャピタル、大学・研究機関、政府・自治体機関、弁護士等が集積する施設とする。

 また、CICの姉妹組織でイノベーションコミュニティを世界14都市に展開・運営する非営利団体「Venture Café」と協働。スカイロビーの6階には「(仮称)Venture Café Fukuoka(ベンチャーカフェフクオカ)」を、同ビル開業前の24年秋に立ち上げる。誰でも参加できるオープンなイノベーション促進をはじめ、交流や教育プログラム、イベントの運営、コミュニティの構築などを展開する。アジアでは「Venture Café Tokyo」に次ぐ2拠点目。


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