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旭化成不レジ、三田のマンションを建て替え

建て替え後のマンションイメージ

 旭化成不動産レジデンス(株)は13日、「エル・アルカサル三田」(東京都港区、総戸数64戸)の建替事業が、2023年11月28日にマンション建替え円滑化法に基づく権利変換計画認可を取得したと発表した。

 同物件は、延床面積約3,344平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階建て。築後40年超が経過し、給排水管や床・壁・階高等の構造部、諸設備の劣化が進行。新耐震基準以前の建物で耐震性にも問題があったことから、15年に管理組合が建て替えに関する検討を開始し、同社を事業協力者に選定。22年の建替決議を経て、同年9月に建替組合設立認可を受けていた。

 建て替え後のマンション(総戸数69戸)は、ZEH-Oriented仕様。延床面積約4,916平方メートル、総専有面積約3,528平方メートル、鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。共用廊下はホテルライクな内廊下設計を採用。エレベーターは各階着床制限を導入し、セキュリティ性も高める。

 23年12月に解体工事に着工、27年3月に竣工予定。


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