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太陽光発電電力を専有部で消費するマンション

「ジオ神戸三宮」完成予想図

 阪急阪神不動産(株)は14日、太陽光発電システムで発電した電力を専有部ですべて消費し、各住戸の電気料金を低減するシステムを分譲マンション「ジオ神戸三宮」(神戸市中央区、総戸数69戸)に導入すると発表した。

 分譲マンションの専有部で太陽光発電電力を消費するには、各戸にパワーコンディショナーを用意する必要がある。そのコストやメンテナンスが課題となって、共用部での消費が一般的だった。また、太陽光発電パネルを増やしても共用部では発電した電力を使い切れないという課題もあった。

 そこで同社は、関西電力グループのNextPower(株)の高圧一括受電サービスを使い、太陽光発電電力を同社が計量し、専有部の電気使用量から差し引くことで、入居者の電気料金を低減する。

 同物件は、阪急神戸線「神戸三宮」駅徒歩6分に立地。鉄筋コンクリート造地上15階建ての分譲マンション。住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約52~78平方メートル。竣工は2026年1月下旬予定。1期販売は24年3月中旬の予定。


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