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新築分譲マンションの売買契約を電子化/大京

 (株)大京は15日、新築分譲マンションの売買契約手続きを電子化すると発表した。

 オンライン上で契約締結ができる「電子契約」を導入。システムを介して顧客に不動産売買契約書を送付し、システム上で電磁的に処理することで、利便性向上を図っていく。

 従来の紙の契約書は、顧客が複数箇所に住所などの記入・署名・押印をするほか、自宅で紙の書類を保管する必要があった。「電子契約」では、システム上の同意承認ボタンを押すだけで手続きが完了。クラウド上に契約書データが保管されるため、紙の経年劣化や紛失リスクがなくなる。
 これにより同社は、製本作業の手間や書類の保管・管理コストを削減。ペーパーレス化による環境配慮にも貢献していく。
 なお、「電子契約」は当面は対面で行ない、将来的に完全電子化を目指す。
 今後販売する物件において、順次開始する予定。


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