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新しい経済社会へ、“ワンチーム”で取り組む/ビル協

主催者を代表して挨拶をする日本ビルヂング協会連合会会長の木村氏

 (一社)日本ビルヂング協会連合会、(一社)全日本駐車協会、(一社)東京ビルヂング協会、(一社)東京駐車協会は12日、オークラ東京(東京都港区)で懇談会を開催した。令和6年能登半島地震に配慮し、新年合同賀詞交歓会から変更したもので、会員ほか国会議員や業界団体関係者など、多数が出席した。

 開会に先立ち、主催者を代表して挨拶に立った日本ビルヂング協会連合会会長の木村惠司氏は、「新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、観光地では大変なにぎわいが見られ、日本の景気は堅調に推移していくものと期待が膨らむ。オフィスマーケットは、新規オフィスビルの供給が続くが、空室率が急激に上昇することはないとみている。これから先、日本が“失われた30年”から脱却し、新しい経済社会をつくるために、連合会内部の連携はもちろん、学会、関係省庁、関係団体なども含めて連携し、ラグビーのように“ワンチーム”になって取り組んで生きたい」と語った。

 来賓として登壇した東京都知事の小池百合子氏は、「東京都としても、皆様とワンチームになって、より良いまちづくり、地球環境問題に取り組んでいきたい。今世界的に自然環境と都市機能の調和が重要視されている。東京都における緑の取り組みである“東京グリーンビズ”により、緑があってうるおいがある。そういうまちづくりを皆様方と共に進めていきたい」と述べた。

「緑、うるおいがあるまちづくりを皆様方と進めていきたい」と語る東京都知事・小池百合子氏


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