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有機EL照明による入眠、疲労低減効果を検証

「サステナブランシェ本行徳」実験住戸内の天井に設置した有機EL照明

 (株)長谷工コーポレーション24日、(株)カネカと共同で、住戸内の照明環境による居住者への入眠、疲労低減効果について検証すると発表した。

 東京メトロ東西線「妙典」駅徒歩6分に立地する賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」(千葉県市川市、総戸数36戸)の居住型実験住戸で検証を行なう。

 睡眠の質を高めるメラトニンの分泌を抑制しにくいとされる、カネカ製の有機EL照明(OLED照明)を、リビング、キッチン、寝室等に導入。メラトニン分泌量や睡眠中の脳波を測定し、良質な睡眠にいざなうための入眠効果や、リラックスによる疲労低減効果を検証する。

 また、同照明は拡散光のため、手元に影ができにくく視認性も高いことから、共用部のコワーキングスペースにも採用し、作業性の検証も行なっていく。

 検証結果を踏まえ、同社グループが手掛けるマンションや戸建住宅への導入を検討していく。

「サステナブランシェ本行徳」外観。既存企業社宅を改修し、建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現している


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