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住友不、羽田空港のホテルでJALとコラボ

コラボレーションルームはJALキャビンをイメージした赤・黒・白でコーディネート
壁面には国際線で就航してきた機体の写真をプリント

 住友不動産ヴィラフォンテーヌ(株)は25日、羽田空港第3ターミナル直結の「ホテルヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」(東京都大田区、総客室数1,557室)に設けた日本航空(株)監修の「JAL×ヴィラフォンテーヌコラボルーム」を報道陣に公開した。26日から宿泊受け入れを開始する。

 日本航空の国際線就航70周年を記念した特別企画。同社とホテルとのコラボレーションは3施設目。同ホテル8階の一部と客室を、JAL監修の下オリジナルデザインでアレンジした。対象となる客室は、JALの国際線が羽田空港より就航している都市数と合わせた24室で、過去最大の規模。

 客室前の廊下(約50m)は滑走路をイメージしたカーペットに交換し、これまで国際線で就航してきた機体の写真を、年代順に展示している。客室のナンバーパネルは、空港名を示す「3レターコード」を表示している(就航順。1番目はホノルル空港)。

 ベースの客室は2ベッドルーム(約23平方メートル、定員2人)で、全て同じレイアウト。JALキャビンをイメージした赤・黒・白を基調に空間を演出。クッションには、かつてクラスJのシートに使用していた布(余剰原反)でカバーしている。また、宿泊客には限定ノベルティ(トートバッグ、ネックストラップ、ラゲージタグ)をプレゼントする。宿泊料金は、1泊1人2万3,350円~。コラボレーションルームプランは、ホテルに隣接する「天然温泉 泉天空の湯 羽田空港」の利用がセットとなる。

 25日会見した住友不動産ヴィラフォンテーヌ羽田統括部長の村田尚之氏は「とても羽田らしい取り組みができて感謝している。JALファンはもちろん、家族連れにも“羽田空港”全体を楽しんでもらいたい」と抱負を述べた。また、日本航空マイレージ・ライフスタイル事業本部ライフ・コマース事業部長の中村 健太郎氏は「22年からホテルとのコラボレーションを展開してきたが、当ホテルは最大規模。コラボレーションルームでは、羽田空港から就航している各都市とのつながりを表現しており、居ながらにして世界各都市に旅行している気分になっていただけると思う」などと語った。

コラボレーションルーム前の廊下は滑走路をイメージしたカーペット敷
客室ナンバーには、JAL国際線が就航する空港の3レターコードが添えられている(写真はホノルルで、JAL初の国際線就航空港)


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