長谷工グループは25日、シニア事業を展開する(株)長谷工シニアウェルデザインが運営する高齢者向け施設の厨房から排出される廃食油を精製し、長谷工コーポレーションの建設現場の建設機材に使用する「廃食油活用システム」を構築したと発表した。
廃食油を、三和エナジー(株)(横浜市港北区、代表取締役社長:高松克行氏)が軽油に5%以下のバイオディーゼル燃料を混合した燃料に精製。建設現場の建設機材に軽油の代替燃料として供給する。同燃料を使用することでCO2排出量を軽油と比較して5%削減することができる。
今後は、(株)長谷工不動産・総合地所(株)が開発するマンションや、(株)長谷工コミュニティが管理するマンションから排出される廃食油も活用し、同様の取り組みを検討していく予定。