旭化成ホームズ（株）は29日、自家消費型ZEH-M賃貸住宅「Ecoレジグリッド」における環境への取り組みで、国が認証する「J-クレジット制度」の登録認証を取得したと発表した。
「Ecoレジグリッド」は同社がオーナーからへーベルメゾンの屋根や敷地の一部を30年間借り受け、太陽光発電および売電の運営を行なう取り組み。
「J-クレジット制度」は、CO2削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。クレジット創出企業は、クレジットの売却益により投資費用の回収やさらなる省エネ投資に活用することができる。
「Ecoレジグリッド」は2024年1月時点での引き渡し済み物件が92棟であり、そのすべてが1年間の「J-クレジット制度」の認証を実施した場合、合計で年間500tのCO2排出削減J―クレジットが創出可能となる。得られたJ-クレジットは、サステナブルな社会の実現につなげる環境・社会貢献活動に充てる計画。