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高松建設、練馬区の再開発PJの初弾物件を竣工

 髙松建設(株)は6日、再開発プロジェクト「向山ガーデン」(東京都練馬区)の初弾物件となる賃貸マンション「Kouyama Garden Residence」(総戸数60戸)の竣工を発表した。

 同再開発プロジェクトは、西武池袋線「中村橋」駅付近で進めているもの。「エリアI」8,294.21平方メートル、「エリアII」912.44平方メートルの2区画を、I~VII期の7期に分けて共同住宅や店舗等を整備している。計画地域は現在、畑や小規模な住宅などが中心。歩行者空間の整備や店舗・住戸・ガレージハウス・SOHOなど多様な物件を整備するなどして、同プロジェクトを契機とした近隣地域における地域コミュニティの創造を図る。

 今回竣工した「Kouyama Garden Residence」は、敷地面積1,670.88平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造9階建て、延床面積は4,802.84平方メートル。外観は杉板本実浮造りのコンクリート壁を採用し、バルコニー軒裏の木調塗装と合わせて全体をやわらかなデザインにまとめた。間取りはバリアフリー住戸や専用庭付きなど1LDK~3LDKを用意し、1階の階高を大きく確保するなど、ゆとりある住まいを提案している。

 初弾の同物件に続き、2024年5月には店舗と単身・DINKS向け賃貸マンション「Kouyama Garden Gate」が竣工する予定。その後も、各期において個性的な建物が竣工していく予定で、プロジェクト全体の竣工は28年を計画している。


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