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原宿・神宮前に「ハラカド」、4月17日開業/東急不

「ハラカド」外観

 東急不動産(株)は8日、「東急プラザ原宿『ハラカド』」(東京都渋谷区)を4月17日に開業すると発表した。

 物件の概要については、過去のニュースを参照。2023年8月31日に竣工している。

 「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」として整備。感度の高いヒト・モノ・コトと出会う・つながる・体験する・楽しむ、を掛け合わせることで、新しいカルチャーの創造・体験につなげる施設とする。
 3階を、文化創造・発信拠点の中心的役割を担う「クリエイターズプラットフォーム」とし、会員制のクリエイティブラウンジ「BABY THE COFFEE BREW CLUB」、角打ちスタジオ「STUDIO SUPER CHEESE」、(株)博報堂ケトルのソーシャルクリエイティブ専門スタジオ「STEAM STUDIO」などを設け、個人・企業のクリエイティブ活動をサポートする。併せてコクヨ(株)の「COPY CORNER」、カンロ(株)の「KanroPOCKeTラボ」が新業態でコラボレーション・コミュニケーション拠点としてオープンする。
 5・6階、および7階の屋上テラスは、「原宿のまちの食堂」として23店舗の飲食店舗が出店。さまざまな料理を提供する。
 4階はフロア全体を「ハラッパ」と題し、自然やサステナブルを感じられるコンテンツを、国籍や性別、年齢にかかわらず体験・楽しめる場所として運営していく。
 地下1階および1~2階は、ECサイトや地方で展開していた物販やサービス店舗が集積する。

 さらに、地下1階、地上2階、7階屋上テラスでは、それぞれ発信力の高い体験型メディアを展開する計画。ポップアップやOOH(屋外広告)単体ではなく、イベントやサンプリングも併せて提供するメディアを新設・活用していく。
 この3つの体験型メディアは、斜め向かいの「東急プラザ」(「ハラカド」開業日に「東急プラザ表参道『オモカド』」に改称予定)とも連動、年間8,900万人が往来する神宮前交差点の前で、メディアと体験による新たな価値を来街者・事業者双方に提供。相乗効果を生み出す計画。

3階に開設されるソーシャルクリエイティブ専門スタジオ「STEAM STUDIO」イメージ
7階の屋上テラスイメージ


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