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脱炭素都市づくり大賞、「麻布台ヒルズ」が最高賞

 国土交通省と環境省は13日、令和5年度「脱炭素都市づくり大賞」の受賞事業を発表した。

 2030年度ネットゼロを目指す優れた脱炭素型の都市の開発事業を表彰し、脱炭素型の都市づくりを促進することを目的に創設したもので、今回が初開催となる。

 有識者で構成する審査委員会の審査を経て、最高賞である「国土交通大臣賞」は、森ビル(株)の「麻布台ヒルズ」(東京都港区)が受賞した。民間で国内初となる都市部の下水熱利用を含めたエネルギーネットワークを形成するなど、まちづくりGXを推進する特に優れた事業として高く評価された。

 「環境大臣賞」にはイオンモール(株)、他2者による「イオンモール豊川」(愛知県豊川市)が受賞。「特別賞」は、「グラングリーン大阪」(三菱地所(株)、他10者)、「東京ポートシティ竹芝」(東急不動産(株)、他1者)、「日本橋室町三井タワー」(三井不動産(株))、「小諸市中心拠点コンパクトシティプロジェクト」(長野県厚生農業協同組合連合会浅間南麓こもろ医療センター、他6者)が受賞した。

 表彰式は2月28日、時事通信ホール(東京都中央区)で行なう。


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