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渋谷に環境配慮型不動産/東急建設

「(仮称)宇田川町42計画」完成イメージ

 東急建設(株)は13日、賃貸不動産ブランド「TQ(ティーキュー)」の開発計画「(仮称)宇田川町42計画」(東京都渋谷区)に着手したことを発表した。京都の賃貸マンション開発に続く新築計画第2弾。

 東急田園都市線他「渋谷」駅徒歩7分に立地。鉄筋コンクリート造+木造地上4階建て。延床面積1,277.28平方メートル。社有地の有効活用として、1階を店舗、2~4階をオフィスとする賃貸ビルを開発する。

 同ビルは、省エネ、ウェルネス、木材活用の視点で環境配慮への取り組みに力を入れており、BELSで「ZEB Ready評価」の取得を予定するほか、「DBJ Green Building認証」、「CASBEE ウェルネスオフィス評価認証」の認証も取得する予定。ゼネコン初となる自社開発計画でのSGEC/PEFCプロジェクト認証取得(森林認証を受けた森林から供給される木材の採用)も予定している。また、一部の構造材等に木材を採用し、美観向上や木材由来の癒やし効果に加え、二酸化炭素の排出量を低減する。

 竣工は2025年春の予定。


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