不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

投資用賃貸住宅でネット回線選択サービス

「EL FARO用賀」の外観イメージ

 (株)明豊エンタープライズは15日、1棟投資用賃貸住宅「EL FARO(エルファーロ)用賀」(東京都世田谷区、総戸数22戸)にインターネットサービス「ヒカリヲハイブリッド」を導入すると発表した。

 同サービスは、マンションインターネットの施工・保守を手掛ける(株)オーエフが提供するもの。個人のライフスタイルに合わせ、有料の高速インターネット「ヒカリヲ」と無料の従来のインターネット(シェア型回線)のいずれかを選択して利用できる。
 両社は2022年10月に業務提携契約を締結し、これまで3物件に「ヒカリヲ」を導入してきた。コロナ禍を経てインターネットニーズが二極化したため、インターネットサービスの選択肢を増やすことで利用者の利便性や快適性の向上につなげる。

 同物件は東急田園都市線「用賀」駅徒歩4分に立地。地上4階建てで、延床面積は708.33平方メートル。間取りは1K・1LDK・2DK・2LDK。竣工は4月25日を予定。

 従来LANケーブルを通していた配管に光回線を同時に敷設するため空配管の用意が不要となる。また、光回線が施工時に敷設されていることで、管理会社が建物のオーナーに都度、回線を引き込んでよいか確認する必要がなくなる。光回線に関する入居者からの問い合わせには「ヒカリヲコンシェルジュ」が対応。管理会社の負担を軽減する。

 なお同物件には、DXYZ(株)の顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」の導入も予定。宅配・メールボックスや自動ドアの開錠が可能で、高いセキュリティーとストレスフリーな住環境を提供する。

「ヒカリヲ」のサービスイメージ


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら