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神戸に全館冷凍冷蔵物流施設/日本GLP

「GLP六甲Ⅴ」外観

 日本GLP(株)は1日、全館冷凍冷蔵物流施設「GLP六甲Ⅴ」(神戸市東灘区)が竣工したと発表した。JA三井リース建物(株)が建物を開発。日本GLPは、建物の設備や仕様の企画をサポートし、竣工と同時に取得した。

 阪神高速5号湾岸線「六甲アイランド北IC」より約1.1km、阪神高速3号神戸線「魚崎IC」より約3.4kmに位置。敷地面積は約5,000平方メートル。延床面積は約1万151平方メートルで、鉄筋コンクリート・鉄骨造地上4階建ての耐震構造。

 冷凍冷蔵食品へのニーズ拡大に対応する物流施設。防熱後の有効天井高約6.0mを確保。耐荷重は約2.0t/平方メートルとし、保管効率を高めた。非常用発電設備を設置し、電気設備等を屋上に設置するなどの浸水対策により高い事業継続性を確保。自然冷媒の採用、緑化エリアの確保、全館LEDの整備等の環境配慮で、CASBEE認証を取得している。

 同施設は、国内外の物流サービスや商品の品質維持・管理、温度帯別管理等を行なう藤原運輸(株)が専用施設として一棟全体を利用することが決まっている。


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