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日本GLP、厚木でマルチテナント型物流施設

「GLP東名厚木」外観イメージ

 日本GLP(株)は8日、マルチテナント型物流施設「GLP東名厚木」(神奈川県厚木市)を開発すると発表した。

 東名高速道路「厚木」ICから約900m、新東名高速道路「厚木南」ICから約500mに位置。小田急小田原線「愛甲石田」駅徒歩約23分、同線「本厚木」駅とJR東海道本線「平塚」駅を結ぶ「愛坪」バス停まで徒歩約5分と、通勤の利便性も高い立地。敷地面積約3万7,000平方メートル、延床面積約8万5,000平方メートル、耐震鉄骨造地上4階建ての物流施設を開発する。

 各階につながるシングルランプウェイを備え、最大12のテナントが入居可能。床荷重は最大で1平方メートル当たり2.0t、高床バースに加え低床バースの区画も検討しており、重量のある荷種にも対応できる汎用性の高い施設を目指す。
 従業員不在時の営業時間外でも荷物の積み下ろしができる「置き配バース」の設置など、2024年問題への対策も検討。一部会議スペースを設けた休憩室を備え、入居企業同士の交流を促す。同施設から約30分圏内に位置する既存施設「GLP ALFALINK相模原」の地域交流イベントへの参画なども検討している。

 また、浸水対策として地盤レベルを周辺道路より高くするほか、受変電設備等の重要機器を屋上に設置。太陽光パネルの設置やLED照明を導入し、環境にも配慮した施設とする。CASBEE認証、ZEB Ready認証を取得予定。

 着工は11月、竣工は26年3月末を予定している。


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