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麻布台ヒルズのフードマーケットが開業

住宅エリアに近いスペースには、青果店を配置するなど工夫している

 森ビル(株)は12日、運営する複合再開発「麻布台ヒルズ」(東京都港区)内のフードマーケット「麻布台ヒルズ マーケット」を、13日の開業に先立ちメディアに公開した。

 2023年11月25日開業した「麻布台ヒルズ」の「ガーデンプラザ」1階地下1階で展開する面積約4,000平方メートルのフードマーケット。「日本の食文化の豊かさを伝えたい」というコンセプトのもと、34の専門店を誘致。食材・半調理品・惣菜等の販売店やレストランなどさまざまな形態、かつ、家庭の味から特別な食事まであらゆるシーンに対応する食品を扱う店を揃えることで、「スーパーの利便性」「商店街のわくわく感」「デパ地下の専門性・バリエーション」の全てが得られる施設を目指す。

 麻布台ヒルズの開発コンセプト「Modern Urban Village ~Green&Wellness~」に合わせ、大豆ミートなど健康的な食材を扱う中華料理店「富麗華 キッチン」や化学調味料無添加のベトナム料理等を販売する「カム バイ スタンドバインミー」などを誘致した。

 なお、34店舗が共に活動する「AZABUDAI HILLS MARKET LAB」も設置。オーナーによるディスカッションや、試作品の製作等を行なう他、顧客が参加できるワークショップ等も行なう。活動を通じてつくり上げたメニューを提供する食堂としても営業。年に1度テーマ・運営店を変え、活動していく。初めの1年は、だし専門店「だし尾粂」が運営する。

「麻布台 やま幸鮮魚店」など卸売事業者による初のBtoC店舗も多数誘致した


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