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関電不、 豪州の物流事業に新たに参画

 関電不動産開発(株)は15日、オーストラリアで新たに物流事業に参画すると発表した。

 Charter Hall(豪ニューサウスウェールズ州シドニー、代表:David Harrison)が運用するオープンエンドファンドCharter Hall Prime Industrial Fundの出資持分を取得。同社は豪州主要都市にオフィスビル、物流施設、商業施設の運用・開発を手掛けており、同ファンドでは、主に豪州主要都市に所在する物流施設を投資対象としている。コロナ禍以降、継続する人口増やeコマース需要の増加が加速する中、行政による新規開発制限により需要が供給を上回っていることから、中長期的な賃料上昇と安定したパフォーマンスが見込まれる。

 組入物件数は130物件。総資産は約1兆4,000億円。総賃貸面積は約4,563平方メートル。

 同社は今後も豪州への継続的な投資を行なうことで、国外へのポートフォリオの分散を図ると共に、現地における将来的な事業展開を見据えながら現地企業との良好な関係性の構築およびネットワークの拡大を目指す。


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