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品川駅前に複合施設、29年度開業/京急電鉄

計画している複合施設の外観イメージ

 京浜急行電鉄(株)は22日、東京都港区高輪3丁目地区における「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を決定したと発表した。トヨタ自動車(株)との共同事業になる。

 「A地区」は、2021年3月末に閉館した複合施設「SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)」の跡地。同計画で、敷地面積約2万3,600平方メートルに、トヨタ新東京本社やオフィス、商業店舗、ホテル、MICE施設などで構成する地上29階地下4階建ての建物を建設する。延床面積は約31万3,100平方メートル。着工は25年度、開業は29年度の予定。

 同計画地を含む品川駅西口地区では、(独)都市再生機構(UR都市機構)による「品川駅西口土地区画整理事業」が昨年6月に国土交通大臣から事業計画認可を受け、今年2月に仮換地指定がなされていた。

品川駅西口地区を示した地図。緑部分がA地区で、今回の計画敷地


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