東急不動産（株）は27日、物流施設「LOGI'Q白岡II」（埼玉県白岡市）の竣工を発表した。
農業法人が実施する土地改良事業によって創設された非農用地区画内で開発した。東北自動車道「久喜IC」から約3.3km、圏央道「白岡菖蒲IC」から約4.1kmに立地。敷地面積は約8,733坪。建物は鉄骨造地上3階建てで、延床面積は約1万7,389平方メートル。
エリアでは希少な、スロープを設置した3階建ての構造で、災害時用の防災備蓄庫等を備える他、屋上の太陽光パネルで発電した電力を自家消費するなど、環境に配慮した設計とした。
1・2階に接車することで、1階1フロア、2・3階2フロアとさまざまな面積ニーズへの対応が可能。また、テナントのオペレーション要望により、配送重視の1フロア利用や保管も兼ねた2フロア利用といった選択も可能となる。
敷地内および施設内では、従業員の多様化に対応するため、交通サインの一部に英語表記を採用。館内サインにはピクトサインを多用し、文字情報によらず判断できるデザインとしている。