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三井不レジ他、新小岩南口再開発でZEHタワマン

「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 三井不動産レジデンシャル(株)と(一財)首都圏不燃建築公社が組合員として参加している「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)が26日、東京都知事より権利変換計画の認可を受けた。

 同事業は、JR総武・中央線「新小岩」駅南口ロータリーに隣接する施行区域約1.5haの再開発。 南口駅前広場等の整備により駅周辺の回遊性・利便性、 防災機能の向上を図り、商業・業務施設と 543戸の共同住宅を一体で開発することで、地域のにぎわいを創出する。

 地上9階地下1階建ての業務施設と、地上11階地下1階建ての商業施設を整備するA街区と、地上39階地下2階建ての複合施設(住宅棟)を整備するB街区で構成。A街区建物の延床面積は約7,780平方メートル、B街区は約7万1,730平方メートル。B街区の複合施設は1~4階が商業施設、5・6階は駐輪場・機械室、7階以上が住宅となる。住宅棟はZEH-M Oriented仕様とする予定。

 駅前広場と一体的なオープンスペースの整備を行なうとともに、災害時の帰宅困難者対策として、一時滞在施設や避難・滞留スペースを確保。浸水対策として、非常用発電機室や防災センターの上階への設置や雨水貯留槽の設置等で、地域の防災拠点性の向上を図る。

 A街区は2025年着工、27年竣工予定。B街区は27年着工、32年竣工予定。


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