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堺市でBTS型物流施設を開発/プロロジス

「プロロジスパーク堺」完成予想パース

 プロロジスは9日、BTS型物流施設「プロロジスパーク堺」(堺市東区)の開発を決定したと発表。同社が開発する物流施設としては、関西地方で28棟目となる。

 計画敷地面積は約1万7,400平方メートル。阪神高速道路「堺IC」から約6km、阪和自動車道「松原IC」から約5kmに立地する。大阪市内へは約30分、近畿各府県までは約1時間で到達でき、大阪港と関西国際空港からのアクセスも良好。

 建物は、地上4階建てを予定しており、計画延床面積は約3万7,000平方メートル。冷凍冷蔵倉庫や製造業への対応としての床荷重の増強や天井クレーンの設置、外構部の有効利用など、入居企業の要望に合わせて柔軟に対応する計画。倉庫内には、通常のLED照明と比較して電力使用量を半減できる高天井用センサー付きスマートLED照明の採用や、施設屋根面への太陽光発電設備の設置なども検討する。

 またBCPの一環として、緊急地震速報システムや、災害無線機「ハザードトーク」の導入も計画している。

 4月から入居企業の募集を開始し、着工は2025年、竣工は27年を予定している。


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