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プロロジス、古河にBTS型物流施設

「プロロジスパーク古河5」外観

 プロロジスは22日、BTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」(茨城県古河市)を15日に竣工したと発表した。

 圏央道「五霞」ICおよび「境古河」ICから車で約10分の「北利根工業団地」に立地。敷地面積約3万2,000平方メートル、延床面積約5万1,000平方メートル。免震構造地上4階建て、プレキャストプレストレストコンクリート造、一部鉄骨造。

 物流施設が集積するロジスティクスパークとして開発中の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地内にあり、同施設と開発中のBTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク古河4」「プロロジスパーク古河6」のほか、2棟の物流施設の開発を計画。現在、入居企業を募集している。

 スロープを併設し、45フィートコンテナセミトレーラーが2階のバースにも直接アクセスすることが可能。1・2階合わせて約50台分のトラックバースのほか、敷地内には約40台トラック待機場と、約120台の乗用車駐車場を整備した。

 屋根面には自家消費型太陽光パネルを設置。余剰電力が生じた場合には、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の各施設への電力供給、および他の施設への自己託送によるグリーン電力を供給する。非化石証書を活用することで、施設内で使用する電力は実質的に100%再生可能エネルギー由来(グリーン電力)、かつCO2排出量ゼロとする予定。
 また、倉庫内には高天井用センサー付きインテリジェントLED照明を設置。消費電力や水の使用量をリアルタイムでモニタリングできる「プロロジススマートボックス」も導入する。

 これらの取り組みにより、CASBEEのAランク、BELSの最高位5スター、ZEB認証を取得する予定。


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