不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

フージャース他、青梅駅前で住商公の複合再開発

「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」完成予想モデル

 (株)フージャースコーポレーションと(株)大京は25日、分譲マンション「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」(東京都青梅市、総戸数112戸(うち権利者住戸2戸))のマンションギャラリーを報道陣に公開した。住宅・商業施設・公共施設(図書館)が一体となった駅前の複合再開発で、都心アクセスの良さ、豊かな自然環境の両方が享受できるロケーションでアピールしていく。

 同物件は、JR青梅線「青梅」駅徒歩1分に立地する、鉄筋コンクリート造地上14階建てのマンション。建設地は駅前ロータリーと旧青梅街道に隣接。従前は低層店舗や商業ビルなどが立ち並んでいた場所で、2013年「青梅駅前地区第一種市街地再開発」準備組合が設立。両社が参加組合員として分譲住宅を企画・販売することとなった。青梅市の中心市街地再開発計画に位置付けられ、現在駅北側にある青梅図書館も建物内に移転する。竣工は26年2月下旬予定。

 外観は、ガラスバルコニー手摺と縦のマリオンで構成。基壇部は青梅縞の藍色をイメージしたタイル張り。1階は店舗11区画、2階が図書館、住戸は3階以上となる。共用設備は防災倉庫、宅配ロッカーなど。

 住戸は、南向き5スパン、東向き5スパン。2LDK・3LDK、専有面積約51~84平方メートル。二重床二重天井。天井高2,450㎜。リビング床暖房、食洗器、ホームセキュリティなどが標準。

 マンションギャラリーは27日にオープン。1期販売は6月を予定。販売価格は未定だが、専有面積70平方メートル前後の3LDKを中心に、最多価格帯4,200万円台を想定している。23年12月末にホームページをオープンし、これまでの資料請求数は300件。反響の8割は青梅線沿線住民で、残りも中央線沿線など都心在住者。ファミリー・プレファミリーとシニアがほぼ同割合で、シニアはリタイア後の新居としての検討、ファミリーにも豊かな自然環境が評価されている。

モデルルーム


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら