(株)コスモスイニシアは14日、同社の女性社員を対象に開催している「さゆりキャリアカレッジ」を開催した。
女性の活躍支援の取り組みの一環(詳しくは記者の目「女性の活躍を企業が積極サポート!(前編)」参照)として、女性の管理職、マネージャー職(プレイングマネージャー)を積極的に選択・活躍してもらうことを目的に2024年10月より毎月1回開催しているもので、今回が5回目の開催。
当日、「コスモスの部長のリアル」をテーマに、同社の女性部長4名がパネラーとしてとして登場。部長という仕事について説明すると共に、日々のタイムスケジュールやプライベート時間の過ごし方、部長のやりがい、苦労や葛藤、悩みなどについて紹介した。
「部長になり会社に意見が通りやすくなったと実感している。部長は考える仕事が多いが、会社ではなかなか時間がないので、家事をしながら考えることが多い」(建築本部品質管理部部長・佐々木美帆氏)、「管理職にとって大切な仕事の一つが人のプロデュース。これは非常に楽しい仕事」(ソリューション本部賃貸事業部住宅運営一部部長・大隅純子氏)など、部長の“リアル”を赤裸々に語った。
パネラーの話を聞いた後に行なわれた参加者によるグループトークでは、「部長の皆さんがそろって『部長の仕事は楽しい』と言っていたのは意外だった」「今日の話を聞いて、部長の皆さんは仕事が好きで人が好き、という様子が伝わってきた。部長は高い志と人に対する愛が必要だということがよく分かった」といったコメントが聞かれた。
「さゆりキャリアカレッジ」は全6回を計画しており、3月に最終回を開催する予定。