大和ハウス工業(株)は、木造賃貸住宅商品「MOKURIE(モクリエ)」を11日より全国で展開していくと発表した。
同社グループは、原則すべての新築建築物においてZEH・ZEB仕様、屋根上太陽光パネルを設置する等、2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めている。「MOKURIE」の展開はその一環。
外装材のオリジナルルーバーに、地域の山で計画的に伐採された間伐材などを活用するとともに、10~15年の周期でルーバーを交換することで、木材活用サイクルを実現する。また、地域の工務店に建物の施工を依頼。地域の林業と木材加工業、建設業における雇用創出と経済循環を創出し、持続可能な地域経済の構築に貢献していく。さらに住まい手に地域の山を身近に感じてもらえるよう「MOKURIE」で使用する木材を取り扱う林業の現場見学会や植樹体験等も案内する予定。
通常バルコニーが配置される空間については、1階の場合は「DOMA(土間)」を、2階の場合は「ENGAWA(縁側)」として活用するバルコニーレス仕様とする。1階のLDKには、床面を周囲より低くするダウンフロアを採用。天井高を最大3mとし、開放感のある空間とする。
外観デザインは、都市型の「アーバンスタイル」と、通常の「スタンダードスタイル」、シンプルな「カジュアルスタイル」の3タイプで展開。建物全体の高断熱化や太陽光発電システム、LED照明、高効率空調等を導入することでZEH-Mに対応する。
木造軸組工法で2階建て重層長屋タイプ。