大和ハウス工業(株)は17日、建設業界における課題解決に向け、デジタル技術による課題解決コンサルティングを手掛けるエムシーディースリー(株)(MCD3、東京都渋谷区、代表取締役社長:飯田正生氏)と、協業に関する基本合意書を締結した。
建設業界では、少子高齢化に起因する技能者の減少と高齢化が進み、熟練技能者のノウハウの継承も大きな課題となっている。さらに資材価格や労働時間規制など、建設現場を取り巻く環境変化は大きく、経験だけでなくデータに基づく判断が不可欠となっているという。そこで、大和ハウスが持つ施工に関する知見や、設計・調達から施工・維持管理に至る各工程のデータを、MCD3のデータ基盤・AI技術等と組み合わせることで、技能者・協力会社・元請会社の三者にとって価値のある仕組みを創設する。
今後、両社によって熟練技能者の作業・動作データの取得や現場技能者・施工会社の技術力の可視化などを実施し、重複作業の削減や適正工期の実現につなげ、品質・安全の向上と人材の確保・育成を図る。将来的には、建設業界で広く活用できる枠組みを作っていく方針。