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東京、八重洲エリアで路地活用イベント

入口には、視認性を高めるための提灯と看板を設置
ストリングライトの設置により、明るく通行しやすい雰囲気を演出

 東京建物(株)が東京駅前・八重洲エリアの路地空間を活用して開催する期間限定イベント「TOKYO BLOCKS PARK!2026 ~路地で夕涼み~」が2日より始まった。

 同社が開発・まちづくりを進めている「YNK(八重洲・日本橋・京橋)」エリアには、老舗飲食店が立ち並ぶ路地空間が多数残されている。しかし魅力がある反面、暗い、雑多というイメージを持つ人も多く、さらに路上喫煙者の滞留といった課題も指摘されてきた。
 そこで、「路地」の環境改善や利活用を通じて新しい公共空間の在り方を検証するとともに、まちの新たな魅力や価値の創出を目指すことを目的に、同イベントを計画した。

 会場は、「東京」駅前にある全長約110mの「東京建物八重洲さくら通りビル横路地」で、まちあるき、飲食を楽しんでもらおうというのが主旨。ストリングライトにより明るい雰囲気を演出するほかに、人工芝を敷設し、ソファ、ベンチ、ハイテーブルも設置するなど、立ち入りやすい空間を創出している。
 1947年創業の「鰻 はし本」や老舗中華料理店「泰興楼」の姉妹店「DRAGON BROACCHO」といった普段テイクアウトサービスを実施していない店舗なども含め、沿道の飲食店舗6店舗と連携。さらに「泰興楼」が手掛ける自社ブルワリー「BALDYS GOOD BEER」のアルコールも販売する。

 2025年10月に同様のイベントを開催。開催期間中の人流の測定をしたところ約7,500名に達し、曜日・天候を考慮した代表日比較では、イベント開催により約38%人流増加の結果を得た。また、通常は約30%にとどまる若年層の女性通行者の割合が、イベント期間中は約50%にまで増加するなど、通行者多様化の効果が確認された。
 今年度も去年と同様、開催期間中延べ5,000人(1日当たり約850名)の来場を見込んでおり、期間中のアクティビティ調査や人流・回遊調査等をもとに効果検証を実施。今後の路地活用に生かしていく。
 同社担当者は、「路地でのイベントを楽しんでもらうだけでなく、最終的にはエリアの店舗にも入っていただき、地域の活性化につなげていきたい」と述べた。

 開催期間は2026年9月2日(水)~9月4日(金)と9月16日(水)~9月18日(金)の計6日間。

6店舗と連携。普段はテイクアウトサービスを実施していない店舗のメニューも路地で楽しめる
通路脇には植栽やベンチを設置。路上喫煙予防の効果も検証する


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