(株)長谷工コーポレーションは4日、鉄筋コンクリート(RC)造建築物の木質化と施工省力化を両立する新工法「RC×木ハイブリッドスラブ工法」を開発したと発表した。
木部材をRCの型枠兼仕上げ材として使用し、耐火・遮音・断熱性能を確保する工法。RC150mm厚の床スラブと木の部材を組み合わせることで、RC200mm厚の床スラブと同等の遮音性能を確保でき、環境配慮型の床構造を実現する。
モデルプランでは、1平方メートル当たりのCO2貯蔵量が42kgとなるなど、環境負荷低減効果がみられた。また、RC200m厚の床スラブに比べて約13%軽量化することで、建物荷重の低減や天井施工の省力化によって施工効率のアップも期待できる。
基本性能の検証を完了したことから、同社が事業主・設計・施工を担う賃貸マンション・オフィスの複合施設「(仮称)横浜市中区本町計画」(横浜市中区)のオフィスフロアの一部で同工法を採用する。同施設は鉄筋コンクリート造14階建て、2029年1月に竣工する予定。