不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

23区既存戸建て価格、3期連続4%超上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は10日、同社ネットワークにおける2026年上期(1~6月)の首都圏中古(既存)戸建て価格動向を公表した。同社の不動産情報サイトで消費者向けに登録・公開された既存戸建て(所有権のみ・重複物件はユニーク化)1戸当たりの登録価格(売り希望価格)の中央値を「価格」と表記。東京都(23区および都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の8エリアで集計した。

 首都圏の既存戸建て価格は3,100万円(前期比0.6%上昇、前年同期比3.4%上昇)。エリア別では、東京23区6,980万円(前期比6.6%上昇)、東京都下3,700万円(同0.5%上昇)、横浜市・川崎市4,380万円(同2.3%上昇)、神奈川県他2,980万円(同2.8%上昇)、さいたま市3,490万円(同0.3%上昇)、埼玉県他2,280万円(同変化なし)、千葉県西部3,180万円(同3.2%上昇)、千葉県他1,680万円(同変化なし)となった。東京都、神奈川県、さいたま市、千葉県西部の6エリアは17年上期以降の最高額となった。

 中でも東京23区は前年同期比11.1%上昇と突出。24年下期から3期連続で4%を超える上昇となり、17年上期を100とした価格指数はこの3期で20ポイント超上昇した。

 東京23区の既存戸建ての物件数割合を区別に見ると、世田谷区が13.1%で最多。練馬区、足立区、江戸川区、杉並区を合わせた上位5区で49.0%と約半数を占め、いずれも都下や隣県と接する外縁部に位置する。一方、既存マンションでは港区が9.6%で最も高く、上位5区の割合は37.9%。既存戸建てに比べて偏りが小さく、都心・湾岸部の割合が高い傾向がみられた。


最新刊のお知らせ

2026年10月号

令和の集客術、最前線! ご購読はこちら