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ADW、系統用蓄電所への投資を加速

 (株)エー・ディー・ワークスは、アセットビジネスの多角化の一環として、「系統用蓄電所」への投資を加速する。既存事業の用地仕入れ力を生かし、早期参入により事業ノウハウを蓄積。26年度中の用地取得目標10件を15件に引き上げ、28年末までに全15施設を竣工・稼働させる。

 同社は2026年6月に「ADW三重松阪市蓄電所」の運用を開始し、卸電力市場や需給調整市場での運用を進めている。さらに8月には2号施設となる「ADW熊本益城町蓄電所」が竣工している。このほか、稼働準備中が7施設、2件の用地仕入れが完了しており、3ヵ所の仕入れにもめどが立っている。1施設あたりの投資金額は7億円前後。

 26年度いっぱいかけて、複数の運用実績を蓄積し、運用ノウハウを高度化。併行して、新たな開発用地の取得も進める。27年度は共同事業や開発支援などを通じて事業機会を獲得。トラックレコードを蓄積しつつ、運用収益規模を拡大する。28年度以降には、機関投資家を対象とした系統用蓄電所の売買市場が徐々に確立されていくと想定。自社保有と売却とを判断しながら保有資産の入れ替えを進めていくほか、売却後のアセットマネジメント受託も企図し、資本効率を高めていく。

 同社では、蓄電所の継続的な運用による収益を年間約8~13億円、市場環境に応じた蓄電所の売却と資産回転による想定含み益を約17億円と想定している。


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