ヒューリック(株)は25日、「ヒューリック市ヶ谷ビル」(東京都千代田区)の竣工を発表した。
同社は、2022年6月に宮崎県が実施した「宮崎県東京ビル再整備事業に係わる公募型プロポーザル」の選定事業者として、PPP事業を推進。同県の所有地を同社が70年間定期借地し、県施設および民間施設からなる同ビルを建築してきた。
JR各線、東京メトロ有楽町線・南北線「市ケ谷」駅徒歩5分、都営新宿線「市ヶ谷」駅徒歩3分に位置。敷地面積1,439平方メートル、延床面積8,466平方メートル(同社所有:5,035平方メートル、宮崎県所有:3,431平方メートル)。鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造、地上11階地下1階建て。
同県が区分所有する低層階は、「宮崎県東京ビル」として整備。1階に情報発信スペース・コワーキングスペース、県内企業向けの小規模オフィス・会議室を、2・3階に県出身の学生のための学生寮を、4~6階に県職員宿舎を設置する。
同社が所有する7~11階は、賃貸オフィス「ヒューリック市ヶ谷ビル」として整備・運用。基準階面積は約203坪、最大で3分割の対応を可能とする。整形な無柱空間を確保するとともに、前面道路に面する南側および北側に大きな開口を設け開放的な空間とした。
同物件は、Low-EガラスやLED照明など省エネ技術の導入により、オフィス用途部分でBELSにおける星5(ZEB基準)を達成。県職員宿舎部分を除き、使用電力は県内の再生エネルギー発電所から優先して調達する。BCP対応については、災害時に電力供給が途絶えた場合でも、非常用電源により最大72時間の電力供給が可能となっている。