(株)三友システムアプレイザルは1日、「三友地価予測指数」(2026年9月調査)を発表した。
同社と提携する不動産鑑定士142名を対象に調査。商業地、住宅地ともに地価の先行指標となり得る高度利用地を前提とし、地価の動向を上昇(100)・やや上昇(75)・横ばい(50)・やや下落(25)・下落(0)の5段階の指数で評価し、指数ごとに回答者比率を乗じて加算している。調査期間は8月7~31日。
商業地指数の「現在」(過去6ヵ月の推移を踏まえた現時点における地価の趨勢)は、東京圏82.4(前回調査比2.7ポイント上昇)、大阪圏78.6(同4.5ポイント下落)、名古屋圏79.6(同2.3ポイント上昇)。名古屋圏では、名駅再開発が頓挫した影響は見られなかったが、大阪圏は万博効果の反動が出ている可能性を指摘した。
「先行き」(6ヵ月先の地価の趨勢)は、東京圏61.7、大阪圏62.5、名古屋圏61.4。
一方、住宅地指数の「現在」は、東京圏80.0(同0.2ポイント上昇)、大阪圏72.3(同5.4ポイント下落)、名古屋圏75.0(同横ばい)。大阪圏は商業地同様に下落。東京圏と名古屋圏も地価の上昇度合いは弱まっている。日中問題の勃発を契機に、中国人投資家による不動産取得はストップ。地価を牽引してきたタワマン市場も、金利や外国人政策の影響からトーンダウンしていると指摘する。
「先行き」は、東京圏59.9、大阪圏58.0、名古屋圏59.1。