不動産ニュース / 開発・分譲

2004/7/30

積水ハウスら4社JV、青学世田谷キャンパス跡地で大規模マンション「東京テラス」を建設

 積水ハウス(株)、住友不動産(株)、名鉄不動産(株)、(株)長谷工コーポレーションの4社は、青山学院大学世田谷キャンパス跡地(東京都世田谷区千歳台)において、総開発面積約49,000平方メートル、総戸数1,036戸の大規模マンション「東京テラス」を共同で建設。9月下旬よりモデルルームを公開することを明らかにした。

 同プロジェクトのコンセプトは「東京に大きなテラスをつくる」。緑豊かでありながら利便性が高く、都心と郊外、自然と文化が融合する世田谷区という立地自体を“屋外と屋内の融合する場所”=“テラス”になぞらえ、開放感あふれるライフスタイルを提案していく。

 特徴的なのが、大型バルコニーを中心とする住戸プランニング。すべての住戸が奥行き2m以上(最大2.7m)とし、屋内にいながらテラスで過ごすような開放的な空間を演出する。また、サンルームやリビングの延長としても活用可能なコンサバトリースペース、天井まで大きく伸びる逆梁ハイサッシの採用により、風通しや採光のよい、ナチュラルなライフスタイルを実現できる住戸プランとした。

 敷地内には、既存樹100本を残すほか、新たにサクラやカエデなどの高木~低木を追加、住棟・敷地外周とも合計約2万本の緑で覆い、森のような住環境を整備する。
 また、四季折々の自然が感じられる東西貫通通路や、約2,000平方メートルの公園、保育・集会施設、スーパーマーケット(サミットストア)に加え、カフェラウンジを備えた共用棟、ライブラリー、ミニコンサート等の開催も可能なサロンホール、ゲストルーム、AVルームなど、充実した共用施設の建設も予定。利便性をより高める敷地プランを計画している。

 間取りは2LDK+S~4LDK。竣工予定は、第1工区が2005年11月上旬、第2工区が2006年4月下旬。入居開始は、第1工区が2006年1月中旬、第2工区が同年6月下旬の予定。

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

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