三井不動産販売(株)と(株)三井住友銀行は5日、富裕層向けサービスを強化するため、「顧客紹介およびサービス提供」に関する契約を締結したと発表した。
業務提携は、富裕層・資産家を対象に、三井不動産販売が、不動産の媒介・代理・コンサルティング等で「三井のリアルプラン」と取引をしている個人顧客向けの会員制サービス「Class-R」の一環として、金融資産に関する相談ニーズを持つ会員の要望に応じて、三井住友銀行を紹介するもの。
今回の業務提携により、三井不動産販売は、不動産と金融の両側面から資産ポートフォリオ全体を的確に促えることで、総合的なオーダーメードのコンサルティングの提供が可能となる。
一方、三井住友銀行は、「プライベート・アドバイザリー本部」を今年4月に設置、富裕層取引の拡充を図っており、今回の業務提携が、富裕層取引の間口拡大につながるものと期待している。
両社は、お互いの持つコンテンツを最大限に活用し、顧客に提供するサービスのいっそうの魅力向上をめざしていく。