(株)アトリウムは11日、2008年2月期中間決算を発表した。
当期(07年3月1日~07年8月31日)の連結売上高は739億8,900万円(前年同期比21.5%増)、営業利益181億7,600万円(同109.4%増)、経常利益170億3,400万円(同121.7%増)、当期純利益82億1,600万円(同91.6%増)となった。
不動産流動化事業では、仕入れ情報ルートの拡大や不動産M&A手法の活用等に努め、順調な物件取得を行なうとともに、販売用不動産の出口戦略に基づく的確なバリューアップと計画的販売を推進した結果、売上高438億5,900万円(同96.3%増)、営業利益52億3,300万円(同98.9%増)となった。
サービサー事業では、地域金融機関への営業活動を重点的に進めるとともに、「事業再生案件」への取り組みを着実に強化。また不動産融資保証事業では、案件の選別を厳格化しつつも、好調な融資保証実行を維持。
結果、当中間期では大幅な増収増益を実現した。
なお、08年2月期の通期業績予想については連結売上高1,200億円、経常利益240億円、当期純利益120億円を見込んでいる。