不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は8日、2007年1年間に登録された首都圏居住用賃貸物件における「定期借家物件」の登録状況をまとめ、発表した。
これによると、2007年の首都圏における定期借家物件数は、2万4,551件(前年比14.0%増)。
種目別では、マンションが1万5,117件(同35.2%増)で、次いで戸建住宅が5,361件(同▲5.0%)、アパートが4,073件(同▲13.5%)となった。
エリア別で見ると、東京23区が1万1,059件(同55.1%増)で物件数トップ。以下、神奈川県が9,182件(同▲2.7%)、千葉県1,515件(同▲10.2%)、埼玉県1,450件(同9.2%増)、東京都下1,345件(同▲31.2%)となっている。
登録物件に占める割合は、4.2%と前年比0.9ポイント増となっている。
種目別では、戸建て住宅が全体に占める割合が23.9%と最も高く、特に東京都下では28.3%を記録している。
なお、登録された定期借家物件の平均像は、賃料14.27万円、面積62.64平方メートル、契約期間は3.0年で、礼金は1ヵ月が47.0%、2ヵ月が37.3%、敷金は2ヵ月が78.3%となっている。