プロロジスは22日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク座間I」(神奈川県座間市)の起工式を、建設予定地にて挙行した。
同施設は「プロロジスパーク座間II」とともに構成される、「プロロジスパーク座間」の第1期開発。「プロロジスパーク座間」は、敷地面積11万平方メートルで、同社国内最大の開発案件となる。
「プロロジスパーク座間I」は、国道246号線から約2kmという首都圏、神奈川・東海エリアへのアクセスに至便な場所に立地する。PCプレストレストコンクリート造 一部鉄骨造地上5階建て、敷地面積5万9,475平方メートル、延床面積13万9,211平方メートル。
約190台のトラックバースと、約350台の屋上駐車場を備え、作業効率を高める流通物流センターとして設計されている。
ワンフロアが間口で約300m、倉庫面積約2万4,000平方メートル。倉庫内は入居企業のニーズに合わせ、ワンフロアで最大4分割まで可能な設計となっている。
竣工は2009年5月の予定で、現在、入居企業を募集している。
同社プレジデント兼日本共同CEOの山田御酒氏は、起工式で「この建設地区は、交通アクセスに優れた、企業にとって戦略的な立地。また、当社はサスティナブルな施設づくりを掲げているため、共用棟を設け、レストランや託児所などを設置する予定だ。周辺環境の整備も図り、座間市の指導を受け、緑化や歩道の拡幅なども行なった。今までのノウハウを生かした、人と環境に優しい施設の実現をめざしていきたい」と意気込みを語った。