(株)東京カンテイは1日、2009年5月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
中古マンション価格天気図とは、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例の価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で示したもの。
価格について、「晴れ」が「上昇傾向」、「薄日」が「やや上昇傾向」、「曇り」が「足踏み傾向」、「小雨」が「やや下落傾向」、「雨」が「下落傾向」を表している。
先月に引き続き、5月も「晴れ」(シェア2.1%)は広島県のみ。「雨」(同29.8%)、「小雨」(同34.0%)が30都道府県に増加し、「薄日」(同12.8%)が6県に半減した。
特に北陸、中部、近畿におかけて価格下落傾向が続行。東京都、千葉県、埼玉県では下落率が縮小しているものの、価格推移は依然弱含み傾向にある。
なお、5月の全国平均70平方メートル換算価格は2,060万円と前月比▲0.8%、前年同月比▲14.8%と、いずれも8ヵ月連続のマイナスとなった。
なお、「中古マンション価格天気図」については、同社リリースを参照。