三鬼商事(株)は11日、2009年8月末時点のオフィスビル市況調査を発表した。
東京ビジネス地区(都心5区)の空室率は、平均で7.57%(前月比増減なし)と、3ヵ月連続の7%台ながら、横ばいで推移した。
大型新築ビルに成約の動きが見られ、募集面積が約7,500坪減少する一方、大型既存ビルで解約予告や館内縮小の動きが続き、募集面積が約7,400坪増加。在庫は約100坪減ったに過ぎなかった。
大型既存ビルの空室率は7.20%(同0.12ポイントアップ)。また大型新築ビルの空室率は25.11%(同▲7.14ポイント)と、2ヵ月連続で低下した。
また、大阪ビジネス地区のオフィスビル空室率は、9.47%(同0.14ポイントアップ)と3ヵ月連続の9%台となった。