不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/7/30

戸建注文住宅、受注棟数・金額ともにプラスを維持/住団連「住宅業況調査」

 (社)住宅生産団体連合会(住団連)は29日、「平成22年度第2回住宅業況調査報告」を発表した。会員会社の支店・営業所・展示場等の営業責任者に対し、3ヵ月ごとに住宅市場の業況感(対前四半期の実績および見通し)についてアンケート。受注棟数や金額などの業況感を指数化しているもの。

 「戸建注文住宅」の今期(平成22年4~6月)の受注実績は、前期(1~3月)に比べ総受注棟数がプラス19と、前期に引き続き2ケタのプラスを達成。また、総受注金額もプラス3と、前期に引き続きプラスを堅持した。

 また、見学会・イベント等への来場者数「減少」との回答が23%(前期:29%)と減り、「増加」が31%(同:16%)増え、顧客の動きに増加傾向が顕著に表れた。また、引き合い数も「減少」が14%(同:19%)と減少し、「増加」が29%(同:24%)と増加傾向が継続している。消費者の購買意欲も、「減少」7%(同:17%)と減少し、「増加」も38%(同:27%)と増え、前期に引き続き消費者マインドは回復傾向が表れた。

 ただし、次期(2010年7~9月)の見通しについては、総受注棟数プラス17、総受注金額プラス7と、受注・金額ともにプラスが継続するとの見通しとなった。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。