不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/10/18

首都圏分譲マンション賃料、回復傾向鮮明に/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは18日、9月の三大都市・主要都市別における「分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社のデータべースに登録された分譲マンションの「月額募集賃料」を行政区単位に集計・算出し、平方メートル単位に換算したもの。

 同月の首都圏の平均賃料は2,579円(前月比1.0%増)で、5ヵ月連続の上昇。前年同月(2,611円)比でも▲1.2%まで下落幅が縮小しており、回復基調が鮮明になってきた。地域別では、東京都が3,040円(同▲0.2%)、神奈川県が 2,050円(同▲0.8%)、埼玉県が1,668円(同0.6%増)、千葉県が1,619円(同1.3%増)と、千葉・埼玉が価格上昇に寄与した。

 また、近畿圏の平均賃料は、1,708円(同変動なし)。地域別では、大阪府1,771円(同▲0.6%)、兵庫県1,665円(同0.8%増)となった。

 中部圏の平均賃料は1,499円(同▲2.1%)。愛知県は1,517円(同▲2.4%)。ともに、平均築年数が進行した影響によるもの。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。