不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/11/15

10年度上期の首都圏建売住宅、販売戸数と売上率増加、市場に明るさ/細田工務店調査

 (株)細田工務店はこのほど、「首都圏の戸建分譲団地供給動向」(2010年度上期)を発表した。

 同期(10年4~9月)の新規供給物件数は280件(前年同期比▲8件)とやや減少したが、戸数は2,771戸(同23.5%増)と盛り返した。一回当たりの供給戸数は9.9戸。ボリュームゾーンは「5~9戸」(30%)と変化ないが、「4戸未満」のシェアが26%(同▲17ポイント)と減り、「10~19戸」が36%(同14ポイント増)と伸びた。パワービルダーや大手ディベロッパーの供給意欲が活発になってるのが要因。ただし、平均価格は4,592万円(同▲0.1%)と横ばい。平均面積は土地が41坪(同▲3.8%)、建物が30.86坪(同▲3.1%)といずれも縮小傾向にある。

 一方、期末在庫数は980戸(同▲388戸)と急激に減少。初月売上率も58.8%(同10.3ポイントアップ)と大幅に上昇しており、市場に明るさが見られる。「パワービルダー系の供給も昨年以上に活発であり、大手主導の側面は強いものの、市場は活発化している」と分析している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。