不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/12/17

民間住宅ローンの借換、「変動型」が約半数に/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構は16日、2010年度「民間住宅ローン借換の実態調査」の結果を発表した。09年11月~10年10月に借換をした人を対象に、インターネットによるアンケートを実施したもの。調査期間は10月19日~11月1日、有効回答数は974件。

 それによると、「借換後の金利タイプ」は、約半数が「変動型」(45.7%)を占めており、調査対象期間を通じた借換後の金利タイプも10年3月以降は継続して「変動型」が「固定期間選択型」を上回っており、金利先高感が薄れるなか、相対的に低利な「変動型」利用が高い水準で推移している、としている。

 また、借換後の金利タイプを年齢ごとにみると、年齢が高くなるほど「変動型」への借換割合が高くなる傾向にあり、世帯年収別では、「400万円以下」(50.8%)と「1,001万~1,500万円」(51.5%)において「変動型」への借換割合が50%を超えている。

 借換理由としては、「金利が低くなるから」が63.3%、「返済額が少なくなるから」が53.9%と過半を超える結果となった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。